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ビターエンドロール 2巻 【紹介&レビュー】

ビターエンドロール

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ビターエンドロール。

では2巻のご紹介です!

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「ビターエンドロール」を読んで頂きたい方

「ビターエンドロール」は医療ソーシャルワーカー、通称MSW(Medical Social Worker)と呼ばれる職業についている主人公の物語です。

MSWが主人公の漫画はかなりめずらしいです。

MSWとは主人公の犬飼MSWも作中で述べていますが、
「患者さんの病気やケガその後遺症から起きる問題や不安に寄り添い その後の治療や日常生活をスムーズに送れるように、つまり社会福祉の立場から患者さんを支援する」
という仕事です。

もっと簡単に言うと病気治療そのものなどは医師や看護師が対応しますが、それ以外の困ったことはMSWが守備範囲とも言えます。

医療機関で働くソーシャルワーカーで、社会福祉士資格、または精神保健福祉士資格という国家資格取得者のことも指します。

この新人の犬飼MSWが対応するケースによって物語が進みます。

私もMSWですが、私からみても大変秀逸な作品だと思います。

自分がこの患者さんならどうやって支援しようとか、自分ならこうするという感じで読みました。

もちろんMSWではない方もMSWってこういう仕事をしているんだということが理解できると思いますし、MSWの日常業務や生活保護の実態がリアルに描かれています。

あとはすぐに泣いてしまう犬飼MSWとそのプリセプターの馬頭MSW
この二人の掛け合いも笑えます!

というわけで、ぜひ「ビターエンドロール」の世界を楽しんでもらいたいため、漫画紹介させて頂きます!

ネタバレありますので、未読の方は注意してください。

病気が治った後、あなたを助ける人がいる――「医療ソーシャルワーカー」の物語!

主人公・犬飼賢児は新人「医療ソーシャルワーカー」だ。医療ソーシャルワーカー(通称 MSW)
は、医師や看護師とは異なる社会福祉の観点から患者を支援する仕事。病気やケガを負ったとき浮き彫りになる様々な問題(お金、仕事、家族にまつわるもの…)の解決を図る。

「僕一人がこの社会を変えられるわけでもない。でも、嫌なんです。あなたを一人で泣かせたくない――」

痛みを抱える人に、自分は、病院は、社会は何ができるのだろう。一緒に答えを探しにいこう。

●「難病(潰瘍性大腸炎)患者の就職活動」
●「“自己受容”できない乳がん患者」
●「ヤングケアラー」

病気が傷つけるのは「肉体」だけじゃない。だから、医療ソーシャルワーカーが必要だ。
社会福祉×医療――今の時代を切り取る新医療ドラマ!


引用:講談社コミックプラス
【電子書籍はこちら】 ⇒ ビターエンドロール2巻

この巻の紹介と感想

最初の患者さんは20代男性、潰瘍性大腸炎の方。
この病気は排泄に関わるデリケートな病気です。
患者さんは症状と就活に悩まされており、犬飼MSWが寄り添って支援します。
潰瘍性大腸炎の方の気持ちを理解するために犬飼MSWもおむつをはいて仕事をするところなどは感動しましたね。

二人目は20代女性の乳がんの患者さん。
患者本人が家族からの思いに悩んで、そして患者さんを支える家族の葛藤もあり、それを犬飼MSWが解きほぐしていきます。
こういう心理的アプローチをしていく事例ってなかなかないんですが、良いお話でした。

三人目は最近はやりのヤングケアラーの問題に焦点をあてています。
作中にもありましたが、「使える制度片っ端からぶつけて解決☆」となかなかいかないのがヤングケアラーの問題だと思います。
それを犬飼MSWはどう対応していくのか。
犬飼MSWの家族の秘密も明かされる話でもありました。

ところで、いくら支援の一環といえ、業務中に子どもとゲームをして理解を得られる職場ってありますかね??
小児科がある病院だと当たり前の光景だったりするのでしょうか!?

【電子書籍はこちら】 ⇒ ビターエンドロール2巻

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