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健康で文化的な最低限度の生活 10巻 【紹介&レビュー】

健康で文化的な最低限度の生活
引用:小学館eコミックストア

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健康で文化的な最低限度の生活。

では10巻です!

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「健康で文化的な最低限度の生活」を読んで頂きたい方

「健康で文化的な最低限度の生活」とは、日本国憲法第二十五条に表記されている文章の一部で、全文では1「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 2「国は、すべて の生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」 と規定されています。
つまり生活保護をテーマに扱った漫画ということです。
そして生活保護行政に関わる方や被保護者だけではなく、社会福祉従事者は必見の漫画です。
かなり生活保護行政の実態というか、ケースワーカーの日常業務や生活保護の実態がリアルに描かれています。
病院ソーシャルワーカーである私がみても、最近の若いケースワーカーが考えていそうだなと感じることと、この漫画に出てくる新人ケースワーカーが感じていることもかなり近い部分があります。

さらに社会福祉従事者のマインドとしても、弱い自分であったり、それを隠そうとする自分であったり、援助者としての自覚や自己覚知的なところもこの漫画で改めて気づかされることがあります。

また生活保護被保護者との関わり方の勉強にもなります。
漫画に出てくる被保護者は本当に現実にいる方ばかりです。
実際のケースをモデルにストーリーを作っているのではないかと思うほどです。
こういうケースの時にはこういう制度があるのか、こういう法律があるのか、こういう解決策があるのかと、実用的な点でも大変勉強になる漫画だと思います。

あとはなんかほっとけない主人公の義経さん!
彼女の成長過程も見逃せないポイントです。

ぜひ「健康で文化的な最低限度の生活」の世界を楽しんでもらいたいため、漫画紹介させて頂きます!

ネタバレありますので、未読の方は注意してください。

累計100万部!貧困ビジネス編、核心へ。

入庁3年目となった生活保護ケースワーカー・義経えみる。
彼女が新たに担当となった「オレンジパルム」という
アパートに住む受給者たちは、石橋という男に怯えていた…

いつの世にもなくならない食う者と食われる者。
「住まいの貧困」で行き場を失った人々を食い物にする悪党どもに
えみるたち、福祉事務所はどう立ち向かうのか!?

黒幕・石橋との対決がヒートアップしていく
「貧困ビジネス編」緊迫の第10集…
コロナ禍となった今の日本を真っ正面から描く
刮目の“生活保護ケースワーカー奮闘記”!


引用:小学館eコミックストア
【電子書籍はこちら】 ⇒ 健康で文化的な最低限度の生活 10巻

目次

  • 第85話 ハウジングプア
  • 第86話 躙り寄る
  • 第87話 面談 石橋
  • 第88話 面談 奥坂
  • 第89話 面談 角間
  • 第90話 感染拡大
  • 第91話 告白
  • 第92話 奥坂を逃がせ!!
  • 第93話 緊急事態宣言発令
  • 第94話 偽造

感想

今回は京極係長が大活躍!

意外と正義感が強いです!

不正受給は許さん!と。

義経さんを連れて潜入捜査までしちゃいます。

さてさて、どうなる!?貧困ビジネス編!

この巻の見どころ

  • ケースワーカー4人で現地調査
  • オレンジパルムの住人、呼び出し!
  • 就労可能かの稼働能力に問題があると考えている
  • 育ちがいい、苦労知らずだと無神経
  • 金と労働力を巻き上げる貧困ビジネス
  • 緊急事態の時は利用できるもの総動員して動く!

ゆずおりがみチェック!

貧困ビジネス。

貧困ビジネスとは、

「無料低額宿泊所」
「住み込み作業員」
「ヤミ金融」
「ゼロゼロ物件」


などといった、経済的に困窮した社会的弱者を顧客として利益を上げる事業行為を指します。

社会活動家の湯浅誠氏は「貧困層をターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス」と定義しています。

貧困ビジネスを行う業者は、社会的企業を表明しながら、実際には生活に困窮した状態から抜け出せないようにして(囲い込み)不当に利潤を得ています。

この巻のオレンジパルムの住民も経済的社会的に困窮しているという実態に付け込まれて、その生活から抜け出られないように囲い込まれています。

ここまで露骨な生活保護の不正受給は少しづつ減っていると思われますが、これもいたちごっこですね。

【電子書籍はこちら】 ⇒ 健康で文化的な最低限度の生活 10巻

健康で文化的な最低限度の生活』(けんこうでぶんかてきなさいていげんどのせいかつ)は、柏木ハルコによる日本漫画小学館ビッグコミックスピリッツ』にて2014年18号から連載中。

新人ケースワーカーの目を通して生活保護のリアルに迫る青春群像劇。題名は日本国憲法第25条第1項の条文「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」から採られている。

第64回小学館漫画賞一般向け部門受賞(2018年)、第23回手塚治虫文化賞一般部門最終候補作品(2019年)。2021年3月時点で電子版も含めた単行本の累計発行部数は100万部を突破している[1]

2018年7月より連続テレビドラマ化された[2]。テレビドラマ版の公式略称は「ケンカツ」。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

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