先日、旧統一教会が記者会見を開きまして、問題が指摘されている過度な献金や霊感商法などへの今後の対応について、説明したのをみました。
その時の内容の一部に、
「献金の奨励、勧誘行為は、信者本人の自由意思を尊重その献金は過度なものになってはならない」
と改革宣言をされています。
信者本人の自由意思も重要ですが、その周りの家族等の意見も重要では?
本人が家計を脅かすほど献金(貯金をはたく、借金するなど)してしまえば、当然その影響は家族におよびます。
本人だけの問題では済まされません。
いくら信教の自由があっても家族の生存権は保証されるべきでしょう。
また、見方を変えると、医療の世界でも侵襲を伴う手術等は本人の一身専属的ではありますが、手術ミス等でトラブル発展を防止するために家族にも丁寧にリスクを説明して訴訟回避に努めています。
本当に旧統一教会もこれ以上悪いイメージをもたれたくないと考えているなら、トラブル回避という意味で家族の同意をとることをコンプライアンスしていけばいいのではないかと思います。
信教の自由はもちろん保証されるべきですが、そういう発想を持ってもよいのではないかと考えました。
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