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健康で文化的な最低限度の生活 9巻 【紹介&レビュー】

健康で文化的な最低限度の生活
引用:小学館eコミックストア

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健康で文化的な最低限度の生活。

では9巻です!
新章スタート!!

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「健康で文化的な最低限度の生活」を読んで頂きたい方

「健康で文化的な最低限度の生活」とは、日本国憲法第二十五条に表記されている文章の一部で、全文では1「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 2「国は、すべて の生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」 と規定されています。
つまり生活保護をテーマに扱った漫画ということです。
そして生活保護行政に関わる方や被保護者だけではなく、社会福祉従事者は必見の漫画です。
かなり生活保護行政の実態というか、ケースワーカーの日常業務や生活保護の実態がリアルに描かれています。
病院ソーシャルワーカーである私がみても、最近の若いケースワーカーが考えていそうだなと感じることと、この漫画に出てくる新人ケースワーカーが感じていることもかなり近い部分があります。

さらに社会福祉従事者のマインドとしても、弱い自分であったり、それを隠そうとする自分であったり、援助者としての自覚や自己覚知的なところもこの漫画で改めて気づかされることがあります。

また生活保護被保護者との関わり方の勉強にもなります。
漫画に出てくる被保護者は本当に現実にいる方ばかりです。
実際のケースをモデルにストーリーを作っているのではないかと思うほどです。
こういうケースの時にはこういう制度があるのか、こういう法律があるのか、こういう解決策があるのかと、実用的な点でも大変勉強になる漫画だと思います。

あとはなんかほっとけない主人公の義経さん!
彼女の成長過程も見逃せないポイントです。

ぜひ「健康で文化的な最低限度の生活」の世界を楽しんでもらいたいため、漫画紹介させて頂きます!

ネタバレありますので、未読の方は注意してください。

1年ぶりの最新刊!「貧困ビジネス編」始動

生活保護ケースワーカーという仕事の
やり甲斐と難しさをわかり始めた公務員・義経えみる。

入庁3年目の春を迎えた彼女が、
新たに担当を引き継いだ受給者たちはみな、
「オレンジパルム」という名の同じアパートに住んでいた。

累計90万部(紙+電子)突破!
“生活保護”CW(ケースワーカー)奮闘記、最新刊。
この国の格差の凝縮である「住まいの貧困」に迫る
「貧困ビジネス編」始動…!!

引用:小学館eコミックストア
【電子書籍はこちら】 ⇒ 健康で文化的な最低限度の生活 9巻

目次

  • 第76話 新学期
  • 第77話 住まいのない人
  • 第78話 さまよう人
  • 第79話 オレンジパルムの住人
  • 第80話 スナックみっちゃん
  • 第81話 オレンジパルム・・・とは?
  • 第82話 見えてこないイラ立ち
  • 第83話 蠢動
  • 第84話 逃げる男

感想

さて、いよいよ新章。
貧困ビジネス編スタートですね。

義経さんも3年目

今回も波瀾万丈の予感です!

この巻の見どころ

  • 五反田語録「刑期が延びた」「生活保護係は流刑地」「行き場をなくしたクズども」「ドブさらいみてーな仕事」
  • 無料低額宿泊所。無低は、「居宅」とは言えない
  • 生活保護係と転々としてさまよっている

ゆずおりがみチェック!

無料低額宿泊所

略して「無低」。

ホームレスや住まいのない人が生活保護を申請した時に、とりあえず入る民間施設です。

無料でも低額でもなく、しっかり生活保護費の大変が徴収されます。

一応、第二種社会福祉事業であるため、都道府県知事への届出のみで開設できます。
2015年時点での届出数は、設置数は全国に537施設、利用者数は15,600人ほどいるそうです。

サービス形態としては「宿所の提供のみ」・「宿所と食事を提供」・「宿所と食事に加え入所者への相談対応や就労指導」があります。

施設の質や対応は本当にピンキリで、私も患者さんの対応でいくつもの無低の人たちと関わりました。
本当に患者さんのことを考えてくれる無低のスタッフもいましたし、逆に貧困ビジネス的に患者さんを人と思っていない対応をしていた無低のスタッフもいます。

無低の一番難しいところは人間関係ですかね。
どうしても同居人同士こじれることが多いようで、たいてい無低から入院した患者さんは元の無低には戻りたくないと言います。

この巻で出てくるオレンジパルムは無低ではありませんが、環境や状況はにているようです。
いろいろトラブルがありそうですね。
さて、オレンジパルムの正体とは!?

【電子書籍はこちら】 ⇒ 健康で文化的な最低限度の生活 9巻

健康で文化的な最低限度の生活』(けんこうでぶんかてきなさいていげんどのせいかつ)は、柏木ハルコによる日本漫画小学館ビッグコミックスピリッツ』にて2014年18号から連載中。

新人ケースワーカーの目を通して生活保護のリアルに迫る青春群像劇。題名は日本国憲法第25条第1項の条文「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」から採られている。

第64回小学館漫画賞一般向け部門受賞(2018年)、第23回手塚治虫文化賞一般部門最終候補作品(2019年)。2021年3月時点で電子版も含めた単行本の累計発行部数は100万部を突破している[1]

2018年7月より連続テレビドラマ化された[2]。テレビドラマ版の公式略称は「ケンカツ」。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

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